終了|2月14日(水) 地域の木材を活用した保育・福祉施設と健康を考えるセミナー(栃木)
国の施策の後押しもあり、地域の木材を活用した木造施設やそれと並行してゼロエネルギーを目指す施設も増えています。しかしその一方で、施設の基本性能が向上する中で、室内の温熱環境、空気質、反響音、臭気などが人間の健康に影響を及ぼす様々な問題点も見えてきました。
本来施設を利用する方々やそこで働く職員にとって一番快適でなければならない地域の施設を今一度見直す機会が来ています。今後、地域に求められる木造の施設、特に福祉施設、保育施設、診療所など、高齢者、用事、患者など健康に配慮しなければならない方々にとって、本当にどのような施設が必要なのかを、各地にてご講演されている保育学の専門家や福祉施設の設計をされている建築家をお呼びして紐解いていきます。
今回のセミナー会場のトータスフォレストは、「老人デイサービス」と「児童福祉及び企業主導型保育」の2つの事業からなる、全国的に見ても新しい「複合型社会福祉施設」です。ぜひセミナーにご参加いただき、共に考えていきましょう。
<セミナー概要>
日 時:2018年2月14日(水)13:30〜16:20
会 場:トータスフォレスト(栃木県下野市下古山2522-1)
アクセス
・JR東北本線「石橋駅」からタクシーで約10分
※会場の駐車場は数に限りがございます。お車でお越しの方は
申込書にて事前に台数をお知らせください。
定 員:30名(1社2名まで、先着順)
参加費:木造施設協議会 加盟工務店・協賛企業……2,000円/登録設計事務所……無料
一般 設計事務所……1,000円/工務店……3,000円
※上記参加費は税別です
※参加費は事前にご請求申し上げます
<プログラム>
13:15 受付開始
13:30 セミナー開始
・講演「保育施設における環境の再考と課題」
……村上博文氏(常葉大学保育学部講師)
・講演「これからの木造福祉施設のあり方」
……中山大輔氏(中山大輔建築設計事務所主宰)
・報告「健康・快適なOMソーラー」
……柿崎秀雄(OMソーラー施設建築部部長)
・建物見学・施設運営の説明、質疑応答
16:20 終了
<講師プロフィール>
村上博文氏
常葉大学保健学部講師。専門は保育学・教育人間学。
常葉学園大学教育学部初等教育学科(数学教育専修)教育学学士、静岡大学大学院教育学研究科修士課程(教育心理学専修)教育学修士、東京大学大学院教育学研究科博士課程(旧教育史・哲学科)満期退学・教育学習士。
研究テーマは保育環境、園づくり・人づくりの担い手、園内研修、メディアと人間形成(直接体験論)。
中山大輔氏
中山大輔建築設計事務所主宰。
近畿大学理工学部建築学科卒。2003年より設計事務所に勤務。
2006年にジオビオデザイン一級建築士事務所を設立後、2011年には中山大輔建築設計事務所に名前を変更。2015年に法人化し、株式会社中山大輔建築設計事務所となる。
2017年日本建築士会連合会賞・茨城建築文化賞「茨城育成園」、いばらきデザインセレクション「グループホームあんずの里」、栃木県マロニエ建築賞「矢板・焼杉の家」など、数々の受賞歴を持つ。
参加申込など、詳しくは……一般向け栃木セミナーチラシ0214