WoodJournal
ジャーナル
【開催報告】2020/1/15 木材利用シンポジウムin佐世保での講演・パネルディスカッション
非住宅におけるJAS木材の利用について
話し手:SWING 小泉宙生氏・津山市財政部 川口義洋氏・木造施設協議会 柿崎秀雄
2020年1月15日(水)、九十九島ベイサイドホテル&リゾートFLAGSにて、長崎県木材組合連合会主催の木材利用シンポジウムin佐世保が開催され、木造施設協議会として講演とパネルディスカッションに登壇しました。
木造施設の計画から設計施工、山や民間との連携、維持運用までを見据える
木造施設協議会より、講師・パネルディスカッションへの登壇をし、木造施設のお話をさせていただきました。同じく登壇メンバーとして、以前に木造施設協議会主催のセミナーで講師を勤めていただいた建築家・小泉宙生氏(一級建築士事務所SWING・共同代表)と川口義洋氏(津山市財政部・FM推進主幹兼係長)のお二人にもご登壇いただきました。
両氏からは、今までに関わった木造施設の計画段階から、山との繋がり、設計、施工までのお話や各地の自治体が抱える共通のテーマである既存施設の維持運用、そして民間との連携を具体的にどのように進めていったか等をお話しいただきました。
参加者は1/2が自治体関係者、1/2が建築家・工務店の総勢50名でしたが、パネルディスカッションでは、JAS認定工場が一つしかない長崎県の実情を聞きながら、どのように他県との連携や事業者に木造・JAS材を認知させていくべきかなど、その地域ならではの課題を話し合うとても有意義なシンポジウムとなりました。