ジャーナル
【開催報告】西日本「工務店地域情報交換会2026」

話し手:木造施設協議会(OMソーラー) 岩佐 英治

【開催レポート】東日本に続き「西日本情報交換会」を開催!地域を越えて広がる木造施設の輪
昨年12月に開催された東日本エリアの情報交換会に続き、1月29日、オンラインにて「西日本情報交換会」を開催いたしました。
西日本エリアからも多くの会員企業にご参加いただき、各地域の特性を活かした木造施設への取り組みや、住宅事業で培った技術をいかに非住宅へ展開するかといった、非常に濃密な意見交換の場となりました。
事務局報告:2026年も加速する協議会の活動
冒頭、事務局より今年度の活動報告を行いました。 東日本会場でも共有された通り、新入会いただいた古郡ホーム様の紹介や、6月のビッグサイト出展、10月の稲城市木造施設見学会の振り返りなど、協議会のネットワークが着実に全国へ広がっていることの報告がありました。
また、エバーフィールド様の木材加工場が「ウッドデザイン賞(国土交通大臣賞)」を受賞されるなど、会員企業の活躍が業界全体に刺激を与えています。来年度も立川の商業施設や愛農高校の見学会など、より実践的な学びの場を計画しています。
西日本エリアの挑戦 : 多様化する非住宅・多角化戦略
西日本の交換会では、住宅市場の変化を背景に、より戦略的に非住宅分野や新事業へ踏み出している事例が多く見られました。
【施設建築の専任化と地域貢献】
Y工務店様は、PFI事業やシェアハウス、イベント運営を伴うレストランなど、建築の枠を超えた地域づくりを推進。
【独自の販路開拓】
H建設様は、万博関連の店舗や保育園など非住宅比率を伸ばしており、雨漏り対策DMから受注に繋げるなど、独自の営業手法も共有されました。
【住宅リノベを施設へ】
Hホーム様による「住宅を福祉施設へリノベーション」する提案など、既存ストックを活用した西日本ならではの工夫が光りました。
質疑応答 : 実務に直結するノウハウの共有
今回の見どころの一つは、参加者間のリアルな悩み相談でした。
「住宅とは異なるフローをどう構築するか」という問いに対し、S社様より「設計契約を早期に結び、案件化を確実にする重要性」が説かれるなど、エリアを越えて共通する課題への具体的な解決策が示されました。
総括 : 協議会会長が語る「これからの工務店の役割」
最後に、代表理事の相羽より総括を行いました。
東日本・西日本の両会を通じて見えてきたのは、多くの会員企業が買取再販や高性能賃貸など、事業の多角化に挑んでいる姿です。
協議会としては見学会やセミナー等で色々な機会を設けていき、皆様にとってタイムリーな話題を提供していきたいと考えます。取組みの中でハードルや様々な要望を持ち寄って「これからは、お困りごとに対して改善提案を持ち込める繋がりが持てる存在となり、今後も各社の成功事例を共有しながら、共に成長していきましょう」と、これからの工務店が目指すべき方向性が示されました。
編集後記
東日本・西日本と2回にわたり開催した情報交換会。エリアは違えど、志を同じくする仲間が全国にいることの心強さを感じる機会となりました。
協議会では今後も、こうした「生きた情報」が循環する場を大切にしてまいります!