目指したのは、地域に開放されたクリニック

越谷市の市街地に佇むメンタルクリニック、そこは誰もが気軽に訪れることのできる木造施設です。
グリーンと白を基調色としながら、アクセントに無垢材も用いられた外観は誰からも親しまれるデザインとなりました。建物に一歩入れば柔らかな自然素材の空間に包まれ、患者さまが安心して診察を受けることができる、まさに地域の人の「こころ」のよりどころとなる場所になりました。

緊張をほぐすために

一歩入った瞬間、安心感に包まれます。天井にはめられた無垢材、目を引く柱、中庭から現れた植物、どこに目をやっても自然が語り掛けてくる設計とし、患者さまの緊張をほぐすための工夫をこらしています。

中庭という空間

待合室、相談室から中庭を眺めることができます。外と内を緩やかにつなぎながら空間をデザインし、植物の緑をさまざまな角度から眺めることができ、落ち着きと安心感とともに診察をお受けいただくことができます。

空間そして人

診察室は天井を高く設定し開放的な空間に仕上げました。目線の先には木材を設えています。

そして最後は「人」。優しさで溢れた「こころ」をお持ちの先生が患者さまの診察にあたります。患者さまの気持ちを一番に考えた空間と人。

そこにはもう「緊張」はありません。