施設実例

飯能商工会議所

西川材とCLTの活用

飯能商工会議所(埼玉県飯能市)

運営:飯能商工会議所

構造材は全て西川材のスギ・ヒノキ認証材(SGEC認証)を用い、階段や家具等は構造材の製材時に出た大きな端材や西川材の幅はぎ材を採用することで、西川材の多様な活用方法を示し、「西川材振興の拠点」としての機能が十全に果たせるよう計画を進めた。また本建物は、西川材の製材とCLTパネルを適材適所に組み合わせ、軸組工法を主体とした新旧の木質構造技術を融合した先進的な構造計画として、CLT建築実証支援事業として採択されている。

Koizumi Studio

施設仕様

施工会社
細田建設株式会社
竣 工
2020年3月/工期:2019年7月〜2020年3月
意匠設計
野沢正光建築工房  担当/野沢正光 石黒健太
構造設計
ホルツストラ  担当/稲山正弘 岩田聖司
設備設計
空調設備:科学応用冷暖研究所  担当/高間三郎  電気設備:設備計画  担当/大島誉史
家具設計
Koizumi Studio  担当/小泉誠 平田真貴
敷地面積
904.29㎡
建築面積
544.76㎡
延床面積
755.10㎡(1階507.46㎡/2階247.64㎡)
建物概要
事務所
WEBサイト
http://noz-bw.com/archives/works/hnn-2
その他
●構造・工法
主体構造・木造
基礎:べた基礎

●敷地条件
地域地区: 商業地域 準防火地域

●主な外部仕上げ
屋根 GL鋼板t=0.5mm(MAX KENZO:ハーパーズストロングルーフ300)
外壁 ガルバリウムスパンドレル(タニタハウジングウェア:ZiG)
   サイデイングt=14mmの上塗装(ニチハ:モエン大壁工法)
開口部 木アルミ複合建具(ニュースト:アルタスウッドスクリーン・ウィンドウ)
アルミ樹脂複合サッシ(YKK:防火窓GシリーズNEO)

●主な内部仕上げ
執務室
床 長尺塩ビシートt=2mm(サンゲツ:エスリューム)
壁 PBt=12.5mmの上ビニルクロス(サンゲツ:ファイン1000)
天井 構造用合板t=24mm現し
大会議室
床 長尺塩ビシートt=2mm(サンゲツ:エスリューム)
壁 シナ有孔ベニヤt=5.5mmの上オイル(オスモ:フロアカラーナチュラル)
天井 CLT t=72mm/t=90mm現し
応接室
床 ヒノキ無垢フローリングt=15mm
壁 PBt=12/5mmの上和紙クロス(シンコール:ウォールプロ)
天井 サワラ羽目板PBt=12.5mmの上、スギ格子20mm×30mm@60mm

●空調設備
冷暖房方式:GHP方式
換気方式:第一種換気
環境配慮技術:全熱交換器

●電気設備
受電方式 低圧受電方式
設備容量 91kVA
契約電力 47kW

●給排水衛生設備
給水 直結給水方式
排水 合流下水方式

□利用案内
飯能商工会議所
問合せ tel. 042-974-3111
WoodOur works

トップ画像撮影:Koizumi Studio

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