施設実例

瀬戸内海の自然を発信するセンター施設

山にとけこむ施設で学び体感する

瀬戸内海国立公園 五色台ビジターセンター・管理棟(香川県坂出市)

運営:香川県

五色台ビジターセンターは、瀬戸内海国立公園のさまざまな自然情報を発信したり収集したりするための施設です。太陽の熱で施設全体をほんのりあたためるOMソーラーを搭載し、快適な室内環境の中で、学んだり、体験したりできます。山にとけ込むように佇む施設で、子どもたちは伸び伸びと過ごします。

OMソーラーと太陽光発電システムを搭載しています

OMソーラーと太陽光発電システムを搭載しています

木が迎えいれてくれる

エントランスホールへ向かうアプローチは、美しい梁が並び、人々をあたたかく迎え入れてくれます。ドア枠は、桧をつかっています。

エントランスホールへ向かう

エントランスホールへ向かう

円からのぞく木の階段

エントランスホールから階段を見ると、大きな円があります。そこから顔を出すのが、桧と松でつくられた階段です。手すりはやタテ子は、やさしい肌触りの桧です。踏み板は、どっしりとした松を使用しています。月日が経つにつれ飴色に染まり、味わいを増してきます。

遊び心のあるエントランスホール

遊び心のあるエントランスホール

木と珪藻土の廊下

廊下の床は、地松。壁は珪藻土の金コテ仕上げです。そして各所の扉は、桧の扉です。天井が高く開放感のある廊下は、木と珪藻土の落ち着いた空間になっています。

開放感のある廊下

開放感のある廊下

風景にとけこむ施設

風景にとけこむ施設

施設仕様

施工会社
株式会社 菅組
竣 工
2001年11月
意匠設計
香川県生活環境部環境局環境・土地政策課自然保護室   有限会社 高倉設計事務所
敷地面積
28,351.27㎡/8,591.29坪
建築面積
1,293.278㎡/391.90坪
延床面積
1,114.278㎡/337.66坪
建物概要
木造・鉄筋コンクリート造 地上1階、地下1階
WEBサイト
http://goshikivc.jp/
WoodOur works

木造施設協議会について