お知らせ

終了|6月23日(土) 地域の木材を活用した保育施設と幼児の健康を考えるセミナー(藤枝)


全国各地で、地域の循環材料である木材を活用した木造施設が増えています。
しかし一方で、施設の基本性能が向上する中で、室内の温熱環境、空気質、反響音、臭気などが人間の健康に影響を及ぼす様々な問題点も見えてきました。本来施設を利用する方々やそこで働く職員にとって一番快適でなければならない地域の施設を今一度見直す機会が来ています。
全国各地にてご講演されている健康調査に関する専門家や福祉施設の設計をされている建築家をお呼びして紐解いていきます。
今回のセミナー会場の「青葉ひよこ保育園」は、地元大井川流域の木材を活用した快適かつ健康的な園舎になります。
ぜひ見学・セミナーにご参加いただき、共に考えていきましょう。



<セミナー概要>
日 時:2018年6月23日(土)13:30〜16:30
会 場:「青葉ひよこ保育園」(静岡県藤枝市青葉町3丁目8-14)


    アクセス
    ・JR「藤枝駅」からタクシーで約5分
    ・大井川焼津藤枝スマートICから車で約15分
     ※会場の駐車場は数に限りがございます。お車でお越しの方は
       申込書にて事前に台数をお知らせください。

定 員: 30名(1法人2名まで、先着順)
参加費:一般 設計事務所……1,000円/工務店……3,000円
    ※上記参加費は税別です
    ※参加費は事前にご請求申し上げます


<プログラム>
13:15 受付開始
13:30 セミナー開始
  ・建物見学
  ・講演「21世紀の保育を支える保育施設のあり方と課題-保育研究者の立場から-」
   ……村上博文氏(常葉大学保育学部講師)
  ・講演「心地よい、木の施設を創る」
   ……三澤文子氏(Ms建築設計事務所主宰)
  ・講演「地元の山の木で作る保育園舎」
   ……山崎健治氏(こころ木造建築研究所主宰)
  ・報告「室内環境と健康・快適なOMソーラー」
   ……柿崎秀雄(OMソーラー施設建築部部長)
  ・フリートーキング
16:30 終了



<講師プロフィール>
村上博文氏
常葉大学保健学部講師。専門は保育学・教育人間学。
常葉学園大学教育学部初等教育学科(数学教育専修)教育学学士、静岡大学大学院教育学研究科修士課程(教育心理学専修)教育学修士、東京大学大学院教育学研究科博士課程(旧教育史・哲学科)満期退学・教育学習士。
研究テーマは保育環境、園づくり・人づくりの担い手、園内研修、メディアと人間形成(直接体験論)。
プロジェクト「子どもと保育の未来空間」代表

三澤文子氏
Ms建築設計事務所主宰。
岐阜県立森林文化アカデミー客員教授地域木材を使用する木造建築の設計と木造建築病理学を踏まえた改修設計を実践する。
著書に「住宅に空間力を」(彰国社 2007)、「最高の木造住宅をつくる方法」(エクスナレッジ 2010)など
2007年に日本建築学会賞教育賞受賞、2013年日本建築士会連合会賞優秀賞(北沢建築工場)

山崎健治氏
有限会社こころ木造建築研究所主宰。
住友林業株式会社を退社後、静岡県にて地域木材と職人技術を生かした木造住宅や保育施設などの設計を実践する。
現在、NPO木の建築フォーラム理事として木の建築賞幹事を務める。


参加申込など、詳しくは……一般向け藤枝セミナーチラシ0623

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