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[開催報告]「中大規模木造施設ワーキング」in名古屋
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[開催報告]「中大規模木造施設ワーキング」in名古屋

多くの工務店が興味を持たれた工場・事務所等の「中大規模木造施設」

[開催報告]「中大規模木造施設ワーキング」in名古屋

施設名:株式会社山西 弥富工場事務所 / 特定非営利活動法人いきもの語り 事務所 / 阿部建設株式会社 kitchen SALON(愛知県名古屋市)

[開催報告]「中大規模木造施設ワーキング」in名古屋

4月24日(水)名古屋市において中大規模木造施設ワーキングが開催されました。

施設見学1|株式会社 山西 4階建事務所

今回は、一般社団法人JBN・全国工務店協会の中大規模木造委員会の委員長である株式会社青木工務店の青木哲也社長を始めメンバーも参加いただき、総勢20名が参加されました。
まず協議会の協賛企業である株式会社山西の弥富工場の敷地内にある2×4工法による4階建て事務所(延べ床86.63坪)を見学させていただきました。中京圏の工場、物流などの企業を中心に木造による事務所市場を見据えた事務所モデルとなっていました。

施設見学2|いきもの語り 重症児デーサービス兼生活介護施設

次に見学させていただいたのは、みよし市にある特定非営利活動法人いきもの語りの一部2階建ての重症児デーサービス兼生活介護施設(延べ床115.93坪)です。構造は木造軸組構法で、一部Aパネル工法を使用しています。小雨が降る肌寒い中、施設は断熱性能も高く、利用者にとってやさしい環境になっていました。

阿部建設 「kitchen SALON」でワーキング

2つの木造施設を見学後、今年3月にリニューアルオープンした阿部建設株式会社のkitchen SALONにてワーキングを開催させていただきました。阿部建設・阿部社長からは工務店の戦略として注文住宅・バリアフリー住宅・リフォーム・施設建築の4本柱を掲げ、自社のホームページのトップページもこの4本柱を全面に見せて、自社が施設建築を経営において重要なポジションをおいている事がよくわかりました。地元の企業からも月に数件の資料請求もあるとの事で、広報において企業向けのDMやAパネル工法や木造施設専用のパンフレットを制作し、見学会やセミナーを定期的に開催して受注に繋げていることを説明いただきました。

画像出典:阿部建設株式会社Facebookページ

その後、倉庫や事務所などについて鉄骨、木造によるコスト比較や構造の違いによるメリットなどをお客様目線で説明されました。また施工体制、職人不足に対して、以前に立ち上げた一般社団法人名工家についての説明とともに、社内の組織体制についても本社に施設建築事業部による専任体制を整え、銀行と営業連携しながら案件の創出している事も説明されました。

休憩後は、参加各社の報告や各社の課題などについて議論していきました。各社の課題は、営業、入札、施工体制、工期と共通の事項が多く、またその答えも単純に解決できるものではなく、やはり地道にやっていく事で徐々に結果がでてくるとの認識でした。現在も安定して受注しているゼネコンタイプの工務店も、受注の75%は紹介であり、既存の建物の営繕営業を、退職した社員を再雇用して足繁く訪問した事が大きいとの報告もありました。協議会のワーキングは各社の地道な取り組みを各社が相互に学びあい、それを各地域で実践していく、その繰り返しをしていく事で、受注に繋げていく事を目的としています。

文責:一社)木造施設協議会事務局

セミナー開催日:2019年4月24日(水)

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