お知らせ

終了|2月24日(土) 地域の木材を活用した保育施設と幼児の健康を考えるセミナー(東京)



国の施策の後押しもあり、地域の木材を活用した木造施設やそれと並行してゼロエネルギーを目指す施設も増えています。しかしその一方で、施設の基本性能が向上する中で、室内の温熱環境、空気質、反響音、臭気などが人間の健康に影響を及ぼす様々な問題点も見えてきました。
本来施設を利用する方々やそこで働く職員にとって一番快適でなければならない地域の施設を今一度見直す機会が来ています。今後、地域に求められる木造の施設、特に福祉施設、保育施設、診療所など、高齢者、用事、患者など健康に配慮しなければならない方々にとって、本当にどのような施設が必要なのかを、各地にてご講演されている保育学の専門家や数多くの保育施設の設計をされている建築家をお呼びして紐解いていきます。
今回のセミナー会場のまつぼっくり保育園は、地域の木材を活用するだけでなく、自然エネルギー利用のOMソーラーにより床暖房と換気を両立させることで、健康・快適性を高めた保育施設です。ぜひセミナーにご参加いただき、共に考えていきましょう。


<セミナー概要>
日 時:2018年2月24日(土)13:30〜16:20
会 場:まつぼっくり保育園(東京都羽村市羽西1-7-3)


    アクセス
    ・JR青梅線「小作駅」から徒歩約15分
     ※会場の保育園駐車場は数に限りがございます。お車でお越しの方は
      申込書にて事前に台数をお知らせください。

定 員:40名(1社2名まで、先着順)
参加費:木造施設協議会 加盟工務店・協賛企業……2,000円/登録設計事務所……無料
    一般 設計事務所……1,000円/工務店……3,000円
    ※上記参加費は税別です
    ※参加費は事前にご請求申し上げます


<プログラム>
 13:15 受付開始
 13:30 セミナー開始
  ・建物見学
  ・講演「保育施設における環境の再考と課題」
   ……村上博文氏(常葉大学保育学部講師)
  ・講演「木でつくるこどもの環境」
   ……袴田喜夫氏(袴田喜夫建築設計室主宰)
  ・報告「健康・快適なOMソーラー」
   ……柿崎秀雄(OMソーラー施設建築部部長)
  ・質疑応答
 16:20 終了



<講師プロフィール>
村上博文氏
常葉大学保健学部講師。専門は保育学・教育人間学。
常葉学園大学教育学部初等教育学科(数学教育専修)教育学学士、静岡大学大学院教育学研究科修士課程(教育心理学専修)教育学修士、東京大学大学院教育学研究科博士課程(旧教育史・哲学科)満期退学・教育学習士。
研究テーマは保育環境、園づくり・人づくりの担い手、園内研修、メディアと人間形成(直接体験論)。

袴田喜夫氏
袴田喜夫建築設計室有限会社主宰。
東京芸術大学大学院建築専攻修了。一級建築士事務所第一工房に勤務後、東京芸術大学美術学部建築家非常勤講師を勤める。
1992年、一級建築士事務所袴田喜夫建築設計室有限会社を設立し、現在に至る。
法政大学デザイン工学部都市デザイン学科兼任講師/日本建築家協会環境会議委員を兼任。
主な受賞歴
2000年/長崎県住宅コンクール最優秀賞 長与・丘の上の家 田中邸
2002年/TEPCO快適住宅コンテスト優秀賞 横山台の家 朝比奈邸
2008年/神奈川建築コンクール奨励賞 風の丘保育園
2011年/空気調和・衛生工学会 学会賞技術振興賞 和敬塾西北寮の地中利用空調


参加申込など、詳しくは……一般向け東京セミナーチラシ0224

木造施設協議会について